実は、ベタは水流が苦手な熱帯魚です。
そこで、ベタの水流対策について徹底解説します!
ベタ水槽の水流対策をしたい人は、この記事を参考にしてくださいね。
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水流が苦手なメダカ用に開発されているのでベタにも安心です。
ベタが水流が苦手な理由3選

ベタは、強い水流が苦手な熱帯魚です。
強い水流にさらされると、泳ぎ疲れたりストレスになったりします。
それぞれの理由について、わかりやすく解説しますね。
ベタは止水域に生息
ベタが水流が苦手な理由1つ目は、ベタがもともと止水域に生息しているからです。
強い流れのある環境に慣れていません。
水槽で飼育する場合も、できるだけ生息地の環境に近づけてあげましょう。

止水域に生息!
品種改良で泳ぎが苦手
ベタが水流が苦手な理由2つ目は、品種改良によって泳ぎが苦手になっているからです。
特にハーフムーンなどのヒレの長いベタは、本来泳ぐのに必要のない大きさのヒレになっています。
逆に、プラカットなどヒレの短いベタは、比較的泳ぎが得意です。



ヒレが立派すぎて泳ぎにくい!
ベタは酸欠に強い
ベタが水流が苦手な理由3つ目は、ベタ自身が空気呼吸できるため酸欠に強いからです。
一般的な熱帯魚は水流による酸素供給が必要ですが、ベタにはその必要がありません。
一般的な熱帯魚にとってはメリットが多い水流も、ベタにとっては恩恵があまりありません。



溶存酸素量が低くても大丈夫!
ベタはできるだけ止水で飼うことが大事
ベタの水槽環境は、できるだけ止水にすることが大切です。
ベタにとっては、水流によるメリットが少なく、デメリットが多いからです。
フィルターを使う場合は水流を弱める工夫が必要になります。
フィルターの水流を弱める対策5選


ベタ水槽でフィルターを使う場合は、水流を弱める工夫をしてあげましょう。
ベタはヒレが大きく品種改良されており、水流が苦手だからです。
それぞれの対策について、わかりやすく解説しますね。
大きな水槽を使う
フィルターの水流を弱める対策1つ目は、大きな水槽を使うことです。
大きな水槽に小さなフィルターを使えば、水槽内の水流は弱まります。
小さな水槽にフィルターを設置してしまうと、水槽内がいわゆる洗濯機状態になってしまいます。



小さい水槽には設置しない!
エアポンプで動くフィルターを使う
フィルターの水流を弱める対策2つ目は、エアポンプで動くフィルターを使うことです。
水中ポンプで動くフィルターよりも、エアーの力で動くフィルターの方が水流が弱い傾向があります。
ぶくぶくの見た目は派手ですが、意外と水流は強くありません。



エアータイプは水流が弱い!
吐出量の低いエアポンプを使う
フィルターの水流を弱める対策3つ目は、吐出量の低いエアポンプを使うことです。
エアーを出す力が弱いエアポンプを使えば、水流は弱くなります。。
エアポンプはパワーが低いほど、値段も安くなるメリットもありますよ。



イーエア―1000SBは吐出量が低いよ!
水流を調節する
フィルターの水流を弱める対策4つ目は、水流を調節することです。
フィルターの中には、水流調節機能が付いているものがあります。
水流調節機能があるフィルターを選べば、簡単に水流を弱くできますよ。



メダカを育てるフィルターセットはエアー調節バルブ付き!
吐出口を工夫する
フィルターの水流を弱める対策5つ目は、吐出口を工夫することです。
フィルターの吐出口を水槽の壁面に向けることで、水流をやわらげることができます。
外掛けフィルターは吐出口をビニールホースを使って加工すると、水流を弱めることができますよ。



吐出口が動かない外掛けフィルターも工夫次第!