複数のベタ水槽を効率よく温める方法として、湯煎式と呼ばれる方法があります。
そこで、ベタ水槽の湯煎式保温方法を解説!
ベタ水槽を湯煎式で保温してみたい人は、この記事を参考にしてくださいね。
湯煎式を始めるには水槽・ヒーター・エアレーションが必要!
大きな水槽に水をはって、その中にヒーター・エアレーション・ベタ水槽を入れます。

ベタ水槽を湯煎式で水温管理する3つのステップ


大きな水槽で水を温め、その中に小さな水槽やビンをたくさん並べる方法を湯煎式と言います。
湯煎式で水温管理したい場合は、次の3ステップを実践してください。
それぞれについてわかりやすく解説していきますね。
STEP1:大きめの水槽を用意する
まずは湯煎式の水をためる水槽を用意しましょう。
価格と大きさのバランスが良い60cm規格水槽がおすすめです。

フレーム水槽であれば、安価に手に入りますよ。

大きいほどたくさん水槽やビンが入るよ!
STEP2:水槽に合ったヒーターを用意する
水槽が決まったら、水槽の大きさに合わせたヒーターを用意しましょう。
60cm水槽であれば、150W~200Wの容量のヒーターが適しています。
安価なもので構いませんが、信頼できる大手メーカーの商品の中から選びましょう。



安全性は譲れない!
STEP3:エアレーションを用意する
水槽にヒーターを入れただけでも十分温まりますが、できればエアレーションを行いましょう。
水流が発生することにより、水槽内の温度ムラがなくなるからです。
「エアーポンプは音が気になる!」という人は、水中フィルターで水流を発生させるのもアリですよ。
湯煎式のメリット


大きな水槽の中に小型水槽を入れる湯煎式は、コストを抑えやすい保温方法です。
また、ベタ水槽の中に何も入れなくて良いのもメリットになります。
それぞれについて、わかりやすく解説していきますね。
ヒーター代が節約できる
湯煎式は、ヒーター代を節約することができます。
湯煎式なら、ヒーター1台で水槽3つくらいを温めることができるからです。
ヒーターは原則1年に1回の買い替えが必要になるので、湯煎式だとヒーター代を節約することができますよ。



水槽が多いとヒーターを差すコンセントも足りない!
ベタ水槽内にヒーターを入れなくて良い
湯煎式を使えば、ベタが入っている水槽にヒーターを入れる必要がありません。
そのため、ベタの水槽の中がスッキリします。
私自身は経験がありませんが、ベタがヒーターに挟まる事故も報告されていますので、その点でも湯煎式は安心です。



ベタ水槽の中が広々とするよ!
水温が安定する
湯煎式は、ベタ水槽の水温が安定するメリットもあります。
適温に温められた水の中に常に水槽が沈められているからです。
エアコンやパネルヒーターは温度ムラが発生する可能性がありますが、湯煎式は温度ムラが発生しにくいですよ。



安定した保温方法!