- ベタを飼ってみたいな!
- ベタの飼育って難しいのかな?
- ベタの飼育方法は熱帯魚の中でも特殊って本当?
最近は熱帯魚の中でもベタの人気が高まっており、飼育してみたい人も増えていますよね。
そこで、ベタの飼育難易度を徹底解説!
ベタを飼ってみたいと思っている人は、この記事を参考にしてくださいね。
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動画で実際のベタを確認しながら選ぶことができます。
ベタの飼育が意外と難しくない理由5選

ベタは、熱帯魚の中でも比較的飼育が簡単な種類になります。
ベタ自体が丈夫で、シンプルな設備で飼育できるからです。
- 小さな水槽で飼える
- フィルターがいらない
- ろ過の勉強がいらない
- カルキを抜いた水道水で飼える
- 丈夫な熱帯魚
それぞれの理由について、わかりやすく解説していきますね。

小さな水槽で飼える
熱帯魚は大きな水槽の方が飼いやすいと言われますが、ベタは小型水槽で十分飼育できます。
ベタは単独飼育が基本なうえ、ヒレが大きく泳ぎ回る魚ではないからです。
- ベタはケンカするので単独飼育
- 少ない遊泳スペースでも飼育可能
- 水量が少なくても全換水で水質維持が可能
水槽を置く場所を確保できない場合でも、飼育しやすい熱帯魚ですよ。

15cm水槽で飼育可能!
フィルターがいらない
熱帯魚水槽はフィルターを付けるのが常識ですが、ベタ水槽は基本的にフィルターを付けません。
定期的に水を全部交換する全換水飼育が確立されているからです。
- ベタはフィルターの水流が苦手
- ベタはフィルターに定着する細菌が苦手
- 水質は全換水で維持できる
1週間に1回ほど、水槽の水を全部新しい水に交換してあげましょう。



全換水で飼育できる珍しい熱帯魚!
ろ過の勉強がいらない
フィルターを付ける場合、ろ過の仕組みを勉強する必要がありますが、ベタはろ過の勉強は必要ありません。
基本的に、ベタ水槽にフィルターは付けないからです。
- ベタはフィルターの細菌が苦手
- ベタの飼育水はろ過の仕組みで浄化しない
- 全換水で水質を維持する
熱帯魚初心者にとってろ過の仕組みは難しいものですが、ろ過の勉強を省けるのはうれしいですよね。



水を換えて綺麗にする簡単な理屈!
カルキを抜いた水道水で飼える
熱帯魚の中には水質を色々と調整しないと飼えない種類もいますが、ベタは水道水のカルキを抜いただけの水で飼育することができます。
ベタは幅広い水質に対応でき、日本の水道水であればまったく問題からです。
- ベタは弱酸性~弱アルカリ性で飼育可能
- 日本の水道水はだいたい中性
- カルキを抜いただけでベタが飼える水になる
カルキ抜きを水道水に入れるだけなので、初心者でも簡単ですよね。



ベタは水質の対応範囲が広い!
丈夫な熱帯魚
熱帯魚の中にはデリケートな種類もいますが、ベタは比較的丈夫な熱帯魚です。
水質の対応範囲が広く、水質変化にもある程度耐えられます。
- ベタは弱酸性~弱アルカリ性で飼育可能
- 全換水しても平気なくらい水質変化に耐性がある
- 身体が大きく体力もある
空気呼吸することもできるので、酸欠にも強い熱帯魚です。



空気が吸える珍しい熱帯魚!
責任を持ってお世話をすることが必要
ベタは飼いやすい熱帯魚ですが、責任を持ってお世話をしてあげることが必要です。
いくら丈夫なベタでも、ほったらかしでは調子を崩してしまいます。
- 毎日餌を与える
- 週に1回は水換えをする
- ベタの様子をよく観察する
餌やりや水換えなど、基本的なお世話をコツコツ続ければ、特別なことをしなくても元気に育ってくれますよ。
ベタを上手に飼育するポイント5選


ベタは比較的飼いやすい熱帯魚ですが、それでもきちんとお世話をしてあげることが必要です。
ベタを上手に飼育するためには、いくつかのポイントを守ってください。
- 毎日の餌やり
- 毎日のフレアリング
- 1週間に1回の全換水
- 飼育水の抗菌
- ヒーターによる加温
それぞれのポイントについて、わかりやすく解説していきますね。
毎日の餌やり
ベタを上手に飼育するポイント1つ目は、毎日きちんと餌を与えることです。
1日1回、10粒程度を目安に与えましょう。
- 1日1~2回与える
- 1日10粒程度を目安に与える
- 照明点灯後1時間~照明消灯前1時間の間に与える
ベタの胃を休ませるために、週に1回は餌を抜く日を作った方が良いとも言われています。



私は1日1回朝に10粒!
毎日のフレアリング
ベタを上手に飼育するポイント2つ目は、毎日フレアリングを行うことです。
1日1回、1分程度行いましょう。
- ベタにフレアリングスティックを見せる
- ベタに鏡を見せる
- 1~2分でやめる
ベタがエラやヒレを大きく開いて威嚇していれば、フレアリング成功です。



1日1回のベタの運動だよ!
1週間に1回の全換水
ベタを上手に飼育するポイント3つ目は、1週間に1回の全換水を行うことです。
週に1回は水槽の水を新しくして、水槽も丸洗いしましょう。
- ベタを移動させる
- 水槽を綺麗に丸洗いする
- すべて新しい水に交換する
水換えの水は水道水で構いませんが、カルキ抜きを入れるのを忘れないようにしてくださいね。



水槽のコケやぬめりも落とそう!
飼育水の抗菌
ベタを上手に飼育するポイント4つ目は、抗菌作用のある飼育水にすることです。
ベタは少し、雑菌に弱い傾向があります。
- ベタは雑菌に弱い傾向がある
- 抗菌作用の添加剤を使用する
- 雑菌によるトラブルが起こりにくくなる
私は抗菌効果のあるキトサンを含んだ「金魚元気ケアウォーター」と、同じく抗菌効果のあるタンニンを含んだ「タイリーフエキス」を使用しています。



雑菌が繁殖しにくい水に!
ヒーターによる加温
ベタを上手に飼育するポイント5つ目は、ヒーターによる加温を行うことです。
ベタは熱帯魚なので、冷たい水では生きていけません。
- 小型水槽用の超小型ヒーターを使う
- コンセントを差せば自動で温度コントロール
- 電気代は1ヶ月100円~200円
ベタの適温は27℃くらいとされているので、冬場はヒーターが必須ですよ。



1年中つけっぱなしでも良いよ!
元気がない時は対処も必要
ベタも生き物ですから、元気がない時は対処が必要になります。
餌を食べなくなったり、水槽の底に沈んで動かなくなってしまったら要注意です。
- 水温を確認する
- 水換えをする
- 1Lあたり5gの塩を入れる
- マジックリーフを入れる
アクアリウム用の塩や抗菌作用のあるマジックリーフは、常備しておくと安心です。
ベタ飼育が難しいと感じる理由3選


ベタは比較的飼いやすい熱帯魚ですが、実際に飼育していて難しいと感じる場面もあります。
その理由は、ベタが一般的な熱帯魚とは少し違った性質を持っているからです。
- 一般的な熱帯魚と飼い方が違う
- 綺麗なヒレの維持が難しい
- 細菌に弱い傾向がある
それぞれの理由について、わかりやすく解説していきますね。
一般的な熱帯魚と飼い方が違う
ベタ飼育が難しいと感じる理由の1つ目は、一般的な熱帯魚と飼い方が違うからです。
一般的な熱帯魚はフィルターを付けて、水換えは30%ずつというのがセオリーですが、ベタの場合、フィルターは付けず、水換えも全部の水を換えてしまいます。
- 普通の熱帯魚はフィルター管理
- 普通の熱帯魚の水換えは30%
- ベタはフィルターなし&全換水
普通の熱帯魚の飼育経験がある人ほど、戸惑ってしまうかもしれませんね。



ベタ専用の水質維持方法がある!
綺麗なヒレの維持が難しい
ベタ飼育が難しいと感じる理由の2つ目は、綺麗なヒレの維持が難しいことです。
ベタ自体はとても丈夫なのですが、ベタのヒレはとてもデリケートだと感じています。
- ヒレが欠けてしまうことがある
- ピンホールと呼ばれる穴が空いてしまうことがある
- ヒレの大きな種類は自分で噛んでしまうことも
ちょっとしたストレスや水質の悪化などでヒレにダメージが出てしまうので、その点はベタ飼育の難しいところです。



私も研究中!
細菌に弱い傾向がある
ベタ飼育が難しいと感じる理由の3つ目は、細菌に弱い傾向があることです。
飼いやすいと言われるネオンテトラなどと比べて、私自身もベタは細菌に弱い傾向があると感じています。
- 水換えをサボると調子を崩しやすい
- フィルターに悪玉菌が定着した場合、調子を崩しやすい
- 熱帯魚の中でも細菌に弱いタイプの熱帯魚
全換水や水槽の丸洗いで常に清潔にすることと、抗菌作用のある添加剤を使うことなどで対策ができますよ。



清潔にしてあげよう!
ベタ専用のお世話の仕方が大切
ベタを飼育する場合は、ベタ専用のお世話の仕方が大切です。
熱帯魚や金魚の飼育経験がある人が、同じように飼育してしまうと、難しいと感じる原因になります。
- フィルターはつけない
- 水換えは全換水
- バクテリア(細菌)は育てない
ベタ専用のお世話の仕方をしてあげれば、初心者の人でも元気にベタを育てることができますよ!
ベタ飼育の難易度のよくある質問


ベタ飼育の難易度のよくある質問についてまとめました。