一般的に熱帯魚は水温30℃になると危険と言われるので、ベタ水槽の水温が30℃になると心配ですよね。
そこで、実はベタは30℃程度の水温に耐えられる理由について徹底解説します!
ベタの夏の水温管理の目安を知りたい人は、この記事を参考にしてくださいね。
夏もヒーターを付けておくのがおすすめ!
エアコンによる水温の下がり過ぎを防いでくれます。

ベタは水温30℃でも耐えられる

一般的に熱帯魚は水温が30℃になると危険と言われますが、ベタは30℃でも耐えられます。
ベタは熱帯魚の中でも高水温に強いからです。
それぞれの理由について、わかりやすく解説していきますね。
暑いタイ原産の熱帯魚
ベタが高水温に強い1つ目の理由は、年間を通して気温が高いタイ原産の熱帯魚だからです。
タイの首都バンコクは、もっとも寒い12月でも、平均最低気温が22℃もあります。
ベタは非常に暑い国の熱帯魚なので、高水温には比較的強いです。

高めの水温で活性が上がるよ!
酸欠に強い
ベタが高水温に強い2つ目の理由は、酸欠に強い熱帯魚だからです。
水温が上がると水中の溶存酸素量が減ってしまいますが、ベタは空気呼吸ができます。
高水温で水中の酸素量が減っても、ベタは水面から直接空気呼吸することができますよ。



水温が上がるほど水中の酸素は減る!
ろ過バクテリアに頼らない
ベタが高水温に強い3つ目の理由は、ベタ水槽はろ過バクテリアに頼らないからです。
水温が上がって溶存酸素量が減ってしまうと、実はろ過バクテリアに大きくダメージが出ます。
ベタはろ過バクテリアに頼らず全換水で水質維持するので、高水温によるろ過バクテリアへのダメージもあまり関係ありません。



ベタは基本的にろ過ではなく全換水で管理するよ!
ベタが耐えられる最高水温は33℃
ベタは30℃くらいであれば平気で、33℃くらいまでは耐えることができます。
ベタは熱帯魚の中でも、高水温に強い条件がそろっているからです。
ただ、さすがに34℃以上になると水温が高すぎるので、エアコンや冷却ファンの使用を検討してくださいね。