ベタ飼育では、バクテリア剤の使い方を間違えると意味がないことも!
そこで、ベタ水槽のバクテリア剤について徹底解説します。
ベタ水槽にバクテリア剤を使うべきか悩んでいる人は、この記事を参考にしてくださいね。
イチオシのバクテリア剤は「サイクル」!
大きめの水槽・フィルター有り・底砂有りの環境で使ってあげれば、効果を発揮します。
ベタ水槽にバクテリア剤が不要な場合

ベタを一般的なベアタンクの小型水槽で飼育している場合、バクテリア剤は必要ありません。
溶存酸素量やバクテリアの定着場所が少なく、バクテリアがうまく働かないからです。
それぞれについて、わかりやすく解説していきますね。
水流がない場合
ベタ水槽に水流がない場合、バクテリア剤は必要ありません。
エアレーションやフィルターで水流が発生していない場合、水槽内の酸素が不足するからです。
バクテリア剤のパッケージを見てみると、エアレーションやフィルターのある環境での使用を推奨されていることが多いですよ。

酸素が無いとバクテリアは働かない!
フィルターがない場合
ベタ水槽にフィルターがない場合、バクテリア剤は必要ありません。
前述の通りフィルターがないと水槽内に酸素が行き渡らず、バクテリアが定着する場所もないからです。
フィルターもなく、底砂もないベアタンク水槽では、バクテリアが定着して働く場所が圧倒的に不足します。



バクテリア剤とフィルターはセット!
底砂がない場合
ベタ水槽に底砂がない場合、バクテリア剤は必要ありません。
底砂がない場合、バクテリアが定着する場所がないからです。
フィルターがなくても、エアレーションと底砂があれば、バクテリア剤は有効に働きますよ。



水流+定着場所が重要!
一般的なベアタンク環境では必要ない
バクテリア剤は、ベタがよく飼育されている一般的なベアタンク水槽では必要ありません。
水流がなく、定着場所もない環境では、バクテリア剤は十分に働かないからです。
水槽に水を張っただけの環境でベタを飼育している場合、バクテリア剤を入れても無駄になる可能性が高いですよ。
ベタ水槽にバクテリア剤が必要な場合


ベタを大きめの水槽・フィルター有り・底砂有りの環境で飼育している場合、バクテリア剤は必要になります。
水流と定着場所があればバクテリアが繁殖するので、バクテリア剤で善玉菌を増やしたいからです。
それぞれについて、わかりやすく解説していきますね。
水流がある場合
ベタ水槽に水流がある場合、バクテリア剤は必要になります。
エアレーションやフィルターで水流が発生している場合、水槽内の酸素が十分あるので、バクテリアが繁殖するからです。
フィルターはバクテリアの定着場所も兼ね備えていますが、エアレーションの場合は底砂を敷いてバクテリアの定着場所を確保しましょう。



酸素が無いとバクテリアは働かない!
フィルターがある場合
ベタ水槽にフィルターがある場合、バクテリア剤は必要になります。
フィルターがあると水槽内に酸素が行き渡り、フィルター自体にバクテリアが定着するからです。
フィルターがあれば、底砂がなくてもバクテリア剤は有効ですよ。



バクテリア剤とフィルターはセット!
底砂がある場合
ベタ水槽に底砂がある場合、バクテリア剤は必要になります。
ただし、フィルターやエアレーションで酸素が供給されていることが条件です。
水流なしで底砂だけを敷いている場合は、あまりバクテリアの働きには期待しない方が良いでしょう。



水流がないと底砂があってもバクテリア剤の効果は薄い!
一般的な熱帯魚の飼育環境では必要
バクテリア剤は、フィルターを使った一般的な熱帯魚の飼育環境でベタを飼育している場合には必要になります。
水流があり、定着場所もある環境では、バクテリアが自然と繁殖するからです。
バクテリアの自然発生に任せると、善玉菌と悪玉菌のどちらが増えるかわからないので、バクテリア剤を使って善玉菌が増えやすい環境にしてあげましょう。