ベタは小さい水槽で飼うことが多く、水温管理に悩みますよね。
そこで、ベタの適温や最高最低水温、そして夏と冬の水温管理方法について徹底解説します!
ベタの水温管理の目安を知りたい人は、この記事を参考にしてくださいね。
冬の水温管理はベタ専用の小型ヒーターがおすすめ!
ベタが1番好む27℃に調整してくれます。

ベタの最適な水温は27℃

ベタの最適な水温は27℃です。
この水温は、有名なベタ専門店「フォーチュン」さんが提唱されています。
ベタの最適な水温について、わかりやすく解説していきますね。
ベタは暑いタイが原産の熱帯魚
ベタは年間を通して気温が高いタイ原産の熱帯魚です。
タイの首都バンコクは、もっとも寒い12月でも、平均最低気温が22℃もあります。
ベタはこのような環境で暮らしているわけですから、日本の冬がベタにとっていかに過酷かがよくわかりますね。

暑さに強く寒さに弱い!
一般的な熱帯魚より高水温を好む
ベタは、一般的な熱帯魚より高水温を好みます。
一般的な熱帯魚の適温は25℃~26℃ですが、ベタの適温はそれより高い27℃です。
一般的な熱帯魚は30℃になると危険といわれますが、ベタは30℃でも許容範囲内になります。



一般的な熱帯魚より暑さに強い!
低水温に弱い
ベタは高水温に強い反面、低水温には弱いです。
ベタの原産国タイの首都バンコクでは、基本的に気温20℃を下回ることはありません。
グッピーなどは比較的低水温に強い熱帯魚と言われていますが、ベタは反対に低水温には弱い熱帯魚です。



25℃以上で管理しよう!
ベタ水槽の水温の確認方法
ベタ水槽の水温を確認するには、アクアリウム用の水温計を使ってください。
水換え用の水の温度を計る時にも重宝します。
水槽内の水温を適温に保つことはもちろん、水換え用の水の温度も適温にすることを忘れないでくださいね。



異常がないか時々チェックしよう!
ベタの冬の最低水温は20℃


ベタの冬の最低水温はおよそ20℃です。
20℃を下回ると、ベタの飼育は非常に厳しくなります。
20℃でもかなりベタの活性が下がってしまうので、できれば25℃以上をキープしてあげてください。
小型ヒーターで温める
冬にベタの水槽を保温する方法の1つ目は、小型ヒーターを使うことです。
水槽に入れてコンセントに差すだけで水を温めてくれます。
確実な水温管理方法なので、初心者の方には1番におすすめしたい方法です。





ベタ専用の商品も!
パネルヒーターで温める
冬にベタの水槽を保温する方法の2つ目は、パネルヒーターを使うことです。
小型ヒーターが入らない容器でも温めることができます。
温度調節ができるダイヤルが付いた商品もありますよ。



ボトルアクアリウムでよく使われるよ!
エアコンで温める
冬にベタの水槽を保温する方法の3つ目は、エアコンを使うことです。
エアコンで部屋ごと暖めて、水槽の水温も上げる方法です。
大量に水槽がある場合を除き、電気代が不経済になるのがデメリットです。



水槽がたくさんあるなら経済的!
ベタの夏の最高水温は33℃


ベタが耐えられる夏の最高水温はおよそ33℃です。
ベタは暑さに強い熱帯魚なので、33℃程度までは通常問題ありません。
最近の日本の夏は暑すぎるので、水温が33℃を超えてくるようであれば、対策が必要になります。
冷却ファンで冷却する
夏にベタの水槽を冷却する方法の1つ目は、冷却ファンを使うことです。
ファンの風を水面にあてることで、気化熱を利用して水温を下げることができます。
意外と冷却性能も高いですよ。



最近は冷却ファンも小型化!
エアコンで冷却する
夏にベタの水槽を冷却する方法の2つ目は、エアコンを使うことです。
エアコンで部屋ごと涼しくして、水槽の水温も下げる方法です。
大量に水槽がある場合を除き、電気代が不経済になるのがデメリットです。



水槽がたくさんあるなら経済的!
ベタの水温のよくある質問


ベタの水温のよくある質問についてまとめました。