- ベタはどんな水質を好むの?
- 水道水のカルキを抜いただけで大丈夫?
- ベタには弱酸性の軟水が良いって本当?
ベタにはどんな水質が適しているのか気になりますよね。
そこで、ベタにおすすめの水質・pHについて徹底解説!
ベタに適した水質を知りたい人は、この記事を参考にしてくださいね。
ベタが好む弱酸性・軟水の水質に調整してくれる添加剤もあります!
規定量を加えるだけで簡単!飼育水に色もつけません。
ベタの水質は弱酸性・軟水がおすすめ

ベタが好む水質は、弱酸性の軟水です。
ほとんどの飼育書で、ベタは弱酸性の軟水を好むと書かれています。
- ベタの故郷は弱酸性
- アンモニアの毒性が低下
それぞれの理由について、わかりやすく解説していきますね。
ベタの故郷は弱酸性
ベタが弱酸性の軟水を好む理由の1つ目は、野生下の環境が弱酸性の軟水だからです。
ベタの故郷のメコン川は、弱酸性だと言われています。
- ベタはもともとタイのメコン川流域に生息
- メコン川のpHは6.2~6.5程度
- メコン川は弱酸性
もともとの生息域が弱酸性なので、弱酸性が適していると言われています。

故郷の水質!
アンモニアの毒性が低下
ベタが弱酸性の軟水を好む理由の2つ目は、アンモニアの毒性が下がるからです。
ベタを飼育していると有害なアンモニアが水槽内に発生しますが、弱酸性の環境では無害化してくれます。
- フンや残りエサ、魚からアンモニアが排出
- アンモニアはベタに有害
- アンモニアは弱酸性だと無害なアンモニウムイオンに変化
アンモニアはベタにとって有害なので、無害なアンモニウムイオンに変化してくれると、とても飼いやすくなります。



弱酸性だと飼いやすい!
弱酸性から中性程度の飼育水でOK
ベタを飼育する水は、弱酸性から中性の範囲でOKです。
この範囲であればベタも適応できますし、有害なアンモニアも大部分が無害なアンモニウムイオンに変化してくれます。
- ベタは比較的pHの適応範囲が広い
- 日本の水道水は中性・軟水
- 弱酸性に近づける添加剤を使う方法も
もし、ベタにとって最高の環境を用意してあげたいのなら、弱酸性にしてくれる添加剤を使いましょう。



私も愛用しているよ!
ベタ水槽の水質を弱酸性・軟水にする方法


ベタが好む弱酸性・軟水にする方法としては、ブラックウォーターにすることがあげられます。
ブラックウォーターというのは、酸性物質のタンニン酸などが溶け込んだ水のことです。
- マジックリーフを使う
- 添加剤を使う
それぞれの方法について、わかりやすく解説していきますね。
マジックリーフを使う
ベタが好む弱酸性・軟水にする方法の1つ目は、マジックリーフを使うことです。
マジックリーフを5cm角程度にちぎって水槽に浮かべておくことで、弱酸性になっていきます。
- 5cm角程度にちぎる
- 水道水でよく洗う
- 水槽に浮かべておく
飼育水が結構茶色くなるので、それでも良いという人におすすめの方法です。



弱酸性・軟水化の効果が高いよ!
添加剤を使う
ベタが好む弱酸性・軟水にする方法の2つ目は、添加剤を使うことです。
規定量の液体を水槽に入れるだけで、簡単にブラックウォーターにすることができます。
- 規定量を計る
- 水換え用の水に入れる
- 軽く混ぜる
飼育水の色もほとんど変わらないので、透明な水で飼育したい人におすすめです。



手軽だから日常使いにおすすめ!
マジックリーフと添加剤の使い分け
マジックリーフと添加剤は、好みによって使いわけましょう。
マジックリーフにも添加剤にも、それぞれメリット・デメリットがあるからです。
- マジックリーフは効果が高いが手間がかかる
- 添加剤は効果は低いが手軽に使える
- マジックリーフは水が茶色くなるが添加剤はならない
私は透明な飼育水でベタを飼育したいので、添加剤を日常使いしています。
ベタ水槽の水質のよくある質問


ベタの水質のよくある質問についてまとめました。