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針井 真
ベタ飼育ガイド管理人
アクアリウム歴10年以上。6匹のベタを飼育してきた経験をもとに、ベタの飼育情報を発信しています。

徹底比較!ベタのおすすめバクテリア剤ランキング!バクテリア剤の必要性も解説

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ベタにおすすめのバクテリア剤
こんなお悩みありませんか?
バクテリア剤の使い方がわからない!
  • ベタにおすすめのバクテリア剤は?
  • バクテリア剤はどうやって使えば良いの?
  • そもそもベタ飼育にバクテリア剤は必要?

ベタ飼育では、バクテリア剤の使い方を間違えると意味がないことも!

そこで、ベタにおすすめのバクテリア剤ランキングと使い方を解説します。

バクテリア剤を使ってベタを上手に飼育したい人は、この記事を参考にベタ用のバクテリア剤を選んでくださいね。

早くイチオシを知りたい人には、「サイクル」がおすすめ!

複数の有機物分解菌と硝化細菌を組み合わせた使いやすいバクテリア剤です。

ジェックス
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目次

ベタにおすすめのバクテリア剤ランキング3選

ベタにおすすめのバクテリア剤

ベタにおすすめのバクテリア剤ランキングベスト3は、次の通りです。

スクロールできます
順位商品価格有機物
分解菌
硝化
細菌
メーカー
1位
サイクル
665円有機物
分解菌
硝化
細菌
GEX
2位
バイオダイジェスト
4,086円不明硝化
細菌
PRODIBIO
3位
テトラ バクテリア
955円有機物
分解菌
硝化
細菌
テトラ
価格:2024年12月7日時点のAmazon価格

4つの評価項目をもとに、総合力の高い順にランキングを作成しました。

総合的に評価!
ランキングの評価4項目
  1. 有機物分解菌
  2. 硝化細菌
  3. 信頼性
  4. 価格

4つの評価項目をもとに、ベタ用のバクテリア剤はどのように選べば良いのか解説しますね。

ベタ用バクテリア剤の選び方

ベタ用バクテリア剤を選ぶ時の4つのポイントを解説します。

評価項目選び方
有機物分解菌有機物分解菌が配合されていると、糞や残りエサを分解してくれます。有機物分解菌を配合しているバクテリア剤がおすすめです。
硝化細菌硝化細菌が配合されていると、アンモニアや亜硝酸を分解してくれます。硝化細菌を配合しているバクテリア剤がおすすめです。
信頼性バクテリアは目に見えないものなので、信頼性が高い大手メーカーの商品や、評判の良い商品を選びましょう。
価格コスパの高い商品から、品質の劣化しない高級なガラスアンプル商品まで様々です。好みで選びましょう。

バクテリアは信頼性や評判の良さが重要な商品です。

チェックポイント!
バクテリア剤の選び方
  • 配合されているバクテリアの種類を確認する
  • メーカーや評判を確認する
  • 価格を確認する

配合されているバクテリアの種類も様々なので、よく確認してくださいね。

ラムネくん

複数のバクテリアが配合されたバクテリア剤がおすすめ!

1位:サイクル(GEX)

ベタにおすすめのバクテリア剤ランキング第1位は「サイクル」です。

数種類の有機物分解菌(バチルス菌)と5種類の硝化細菌が配合されています。

おすすめポイント!
サイクル
  • 数種類のバチルス菌が有機物を分解
  • 厳選した5種類の菌が高い硝化能力を発揮
  • バクテリアのフロック(塊)が硝化スピードをアップ

私も底面フィルターと組み合わせて使用したところ、1週間で亜硝酸が消え、硝酸塩が検出されるようになりました。

ジェックス
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ラムネくん

沈殿性フロックのおかげで常温での長期保存が可能に!

2位:バイオダイジェスト(PRODIBIO)

ベタにおすすめのバクテリア剤ランキング第2位は「バイオダイジェスト」です。

硝化菌、反硝化菌、通性細菌など15種類もの菌が配合されています。

おすすめポイント!
バイオダイジェスト
  • 15種類の多様なバクテリアが活動
  • 1アンプルに500億匹のバクテリアを配合
  • ガラスアンプル製で劣化しない

1回使いきりなので、常に新鮮な菌で最大限の効果を発揮してくれますよ。

Prodibio
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プロの評価も高いバクテリア剤です(アクアリウム大学様)
ラムネくん

高価なのがデメリット!

3位:テトラ バクテリア(テトラ)

ベタにおすすめのバクテリア剤ランキング第3位は「テトラ バクテリア」です。

品質管理の容易なバチルス菌が配合されています。

おすすめポイント!
テトラ バクテリア
  • 品質管理の容易なバクテリアで長期安定保存が可能
  • 使用期限があり安心して使用可能
  • 世界的アクアメーカーの信頼できるバクテリア

有機物を分解してくれる善玉菌を安定して水槽に入れたい人におすすめです。

Tetra
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ラムネくん

価格も手頃だよ!

タイプ別!おすすめのベタ用バクテリア剤

ベタ用のバクテリア剤を買う時は、商品の特徴を理解して選ぶことが大切です。

次の表を参考に、自分にピッタリの商品を選んでください。

商品名おすすめな人
サイクル複数の有機物分解菌を水槽に入れたい人
複数の硝化細菌を水槽に入れたい人
コスパの良いバクテリア剤を使いたい人
バイオダイジェスト複数の硝化細菌を水槽に入れたい人
品質が劣化しないガラスアンプル製品を使いたい人
予算に余裕がある人
テトラ バクテリア品質の安定したバチルス菌を使いたい人
世界的アクアメーカーのバクテリア剤を使いたい人
コスパの良いバクテリア剤を使いたい人

どのバクテリア剤が良いか迷ったら、厳選された複数の有機物分解菌・硝化細菌が配合されていて、コスパも良いサイクルがおすすめです。

ベタ水槽のバクテリア剤の必要性

ベタのバクテリア剤の必要性

ベタ水槽にバクテリア剤が必要かどうかは、フィルターの有無によって異なります。

バクテリア剤を使用する場合、バクテリアが定着する場所が必要だからです。

必ず使うわけではない!
バクテリア剤の必要性
  • フィルターがない水槽は不要
  • フィルターがある水槽は必要

それぞれについて、わかりやすく解説しますね。

バクテリア剤が不要な場合

ベタ水槽でフィルターを使用していない場合、バクテリア剤は必要ありません。

フィルターを使用していない場合、バクテリアに頼らない全換水飼育が基本になるからです。

バクテリア不要!
フィルターなしの特徴
  • バクテリアの住処となる場所がない
  • バクテリアではなく水換えで水質を維持
  • バクテリアに必要な酸素が少ない

フィルターのない環境でバクテリア剤を使っても、あまり効果は見込めないでしょう。

ラムネくん

水換えをがんばろう!

バクテリア剤が必要な場合

ベタ水槽でフィルターを使用している場合は、バクテリア剤を使用するのをおすすめします。

フィルターを使用する場合、フィルターにバクテリアが住み着くことができるからです。

バクテリアが必要!
フィルターありの特徴
  • バクテリアがフィルターに定着する
  • バクテリアによる硝化作用で水質を維持
  • バクテリアに必要な酸素が豊富

フィルターには悪玉菌も繁殖するので、バクテリア剤で善玉菌を優位にしてあげましょう。

ラムネくん

ベタは悪玉菌の繁殖に弱い傾向!

ベタ水槽のバクテリア剤の効果

ベタ水槽のバクテリアの効果

フィルターをつけたベタ水槽には、バクテリア剤を使うことをおすすめします。

バクテリア剤を使用することで、ベタにとって良い環境が整う確率が上がるからです。

水槽セット初期に使うのがおすすめ!
バクテリア剤の効果
  • 水質を浄化する
  • 善玉菌優位の環境を作る

それぞれの効果について、わかりやすく解説しますね。

水質浄化スピードを速める

バクテリア剤を使用すると、水質の浄化スピードを速めることができます。

バクテリア剤に、水質を浄化してくれるバクテリアが配合されているからです。

水質浄化!
バクテリア剤の効果
  • 水槽にバクテリアを速やかに供給
  • 有機物分解菌が残りエサやフンを分解
  • 硝化菌がアンモニアや亜硝酸塩を分解

バクテリアは自然に水槽内に発生しますが、バクテリア剤を使った方がスピードアップすることができますよ。

ラムネくん

水槽セット初期に使うのが効果的!

善玉菌優位の環境を作る

バクテリア剤を使用すると、善玉菌優位の環境を作ることができます。

特に水槽セット初期に使うと、水槽内のバクテリアバランスが善玉菌優位になりやすいです。

バクテリアバランス!
バクテリア剤の効果
  • 自然発生に任せるとどの菌が優位になるかギャンブル
  • バクテリア剤を添加することで善玉菌優位になりやすい
  • バクテリアが少ない水槽セット初期が効果的

バクテリアは自然に水槽内に発生しますが、バクテリア剤を使わないと善玉菌が優位になるかはギャンブルになります。

ラムネくん

善玉菌の援軍を送ろう!

効果的なバクテリア剤の使い方

バクテリア剤の効果的な使い方

バクテリア剤を効果的に使うためには、コツがあります。

上手に使えば、水槽を早く安定させることができますよ。

バクテリアが必要!
バクテリア剤の使い方
  • 水槽のセット初期に使う
  • フィルターと一緒に使う
  • 水換えの量を週に1回半分程度にする

逆に、誤った使い方をすると全く効果がないこともあるので、注意してくださいね。

プロによる動画解説もご覧ください(Ordinary-Aquarium様)

水槽のセット初期に使う

バクテリア剤を使うタイミングは、水槽のセット初期がおすすめです。

細菌が少ない状況で入れた方が、バクテリア剤に含まれる善玉菌が活躍しやすくなります。

ベタを水槽に入れたら使おう!
バクテリア剤のタイミング
  • 水槽のセットと同時に使う
  • ベタを水槽に入れるタイミングで使う
  • 定期的に追加使用してバクテリアバランスを保つ

ベタが出す汚れがバクテリアの餌になるので、ベタがいない水槽にバクテリア剤を入れるのは意味がありません。

ラムネくん

善玉菌優位の環境を保つのに役立つよ!

フィルターと一緒に使う

バクテリア剤を使う時は、フィルターと一緒に使うことが大切になります。

バクテリアに必要な住処と酸素をフィルターが供給してくれるからです。

バクテリアが生きられる環境に!
フィルターの重要性
  • バクテリアは定着する場所と活動のための酸素が必要
  • フィルターにバクテリアが定着する
  • フィルターが水を回すことで酸素を供給

小型水槽でフィルターなしの飼育をしている場合は、バクテリア剤を効果的に使うことは難しいです。

ラムネくん

フィルターがない場合はバクテリアに頼らず水換え!

水換えの量を週に1回半分程度にする

バクテリア剤を使う時は、水換えの頻度と量にも注意しましょう。

せっかくバクテリア剤を使っても、頻繁に大量の水換えをしてしまうと、バクテリアが流れてしまうからです。

バクテリアを定着させる!
水換えの重要性
  • バクテリアは定着するまで時間が必要
  • バクテリアは定着するまで飼育水を浮遊
  • 定着した後も水質を急変させない方が良い

小型水槽で全換水飼育をしている場合は、バクテリア剤を効果的に使うことは難しいです。

ラムネくん

全換水する場合はバクテリアは不要だよ!

バクテリアの種類

バクテリア種類解説

バクテリア剤に含まれているバクテリアの種類は、大きく分けて2種類あります。

どちらも配合されているバクテリア剤もあれば、どちらか一方のみ配合されている場合もあるので注意が必要です。

大きく分けて2種類!
バクテリアの種類
  • 有機物分解菌
  • 硝化菌

それぞれのバクテリアについて、わかりやすく解説しますね。

有機物分解菌

有機物分解菌は、魚のフンや餌の食べ残しを分解するバクテリアです。

バチルス菌などに代表されるバクテリアになります。

有機物を分解!
有機物分解菌
  • 魚のフンや餌の食べ残し(有機物)を分解
  • 比較的品質管理が容易なバクテリア
  • バイオフィルムが硝化菌の定着土台となる

有機物分解菌が繁殖する時に生成されるバイオフィルムに硝化菌が定着するので、とても大切なバクテリアです。

ラムネくん

最初に有機物分解菌が機能!

硝化菌

硝化菌は、アンモニアや亜硝酸を比較的無害な硝酸塩に分解するバクテリアです。

ニトロソモナスニトロバクタ―などに代表されるバクテリアになります。

アンモニアを分解!
硝化菌
  • アンモニアや亜硝酸を分解
  • 比較的品質管理が難しいバクテリア
  • 硝化菌自身でろ材に定着できない

品質管理が難しいバクテリアだと言われているので、信頼できるバクテリア剤を選びましょう。

ラムネくん

魚が排出する有毒物質を分解!

バクテリアの種類の選び方

バクテリア剤を選ぶ時は、まず有機物分解菌を添加することを考えましょう。

有機物分解菌がバクテリアによる水質浄化作用の土台になるからです。

アンモニアを分解!
バクテリアの優先順位
  • フンや残りエサなどを有機物分解菌が最初に分解
  • 有機物分解菌のバイオフィルムに硝化菌が定着
  • 品質管理が容易で信頼性が高い

有機物分解菌が配合されたバクテリア剤や、有機物分解菌と硝化菌が配合されたバクテリア剤がおすすめです。

バクテリアによる水質浄化作用

バクテリアの水質浄化作用

バクテリア剤に配合されているバクテリアには、水質を浄化する能力があります。

アンモニアなどのベタにとって有害な物質を、比較的無害な物質に分解してくれます。

硝酸塩は水換えで除去!
バクテリアによる分解
  1. 有機物(フン・残りエサ)→アンモニア
  2. アンモニア→亜硝酸塩
  3. 亜硝酸塩→硝酸塩

それぞれの分解過程について、わかりやすく解説しますね。

有機物を分解

バクテリア剤に配合されている有機物分解菌が最初に働きます。

有機物分解菌は、残りエサや魚のフンを分解してくれます。

バチルス菌が活躍!
有機物を分解
  • 魚のフンや餌の食べ残しを分解する
  • 有機物はアンモニアに分解される
  • アンモニアは魚にとって有害

分解されたアンモニアは魚にとって有害なので、他のバクテリアによってさらに分解されます。

ラムネくん

最初に有機物分解菌が機能!

アンモニアを分解

有機物が分解されてアンモニアになると、今度は硝化菌が働きます。

硝化菌は、アンモニアを亜硝酸塩に分解してくれます。

ニトロソモナスが活躍!
アンモニアを分解
  • アンモニアを分解する
  • アンモニアは亜硝酸塩に分解される
  • 亜硝酸塩は魚にとって有害

分解された亜硝酸塩も魚にとって有害なので、他のバクテリアによってさらに分解されます。

ラムネくん

アンモニアは魚も排出するよ!

亜硝酸塩を分解

アンモニアが分解されて亜硝酸塩になると、再び硝化菌が働きます。

硝化菌は、亜硝酸塩を硝酸塩に分解してくれます。

ニトロバクタ―が活躍!
亜硝酸塩を分解
  • 亜硝酸塩を分解する
  • 亜硝酸塩は硝酸塩に分解される
  • 硝酸塩は魚にとって比較的無害

硝酸塩まで分解されれば、魚にとって比較的無害なので一安心です。

ラムネくん

硝酸塩の濃度が高くなりすぎる前に水換え!

ベタのバクテリアのよくある質問

ベタのバクテリアのよくある質問

ベタのバクテリアのよくある質問についてまとめました。

バクテリア剤は本当に必要?

バクテリア剤を使わなくても、水槽内に自然にバクテリアは発生すると聞きました。バクテリア剤は本当に必要ですか?

確かに、バクテリア剤を使わなくても、水槽内にバクテリアは自然に発生します。

ただ、バクテリア剤を使うメリットは多いので、バクテリア剤の使用がおすすめです。

安定させやすい!
バクテリア剤のメリット
  • ベタは悪玉菌(細菌)に弱い
  • バクテリア剤を使えば善玉菌が増えやすい
  • バクテリア剤を使った方がバクテリアが早く増えやすい

もちろん、フィルターを使っていない環境であれば、バクテリア剤は必要ありませんよ。

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