ベタを飼育していて、綺麗なネオンテトラも一緒に飼育してみたいと考えている人もいますよね。
そこで、ベタとネオンテトラの混泳について徹底解説します!
ベタとネオンテトラを混泳させてみたい人は、この記事を参考にしてくださいね。
ベタとネオンテトラは基本的に混泳可能!
ベタは他の種類には無関心、ネオンテトラも温和な性格です。
ベタとネオンテトラの混泳は基本的に可能

ベタとネオンテトラは、基本的には混泳が可能な種類になります。
ベタは同じ種類同士だと激しく争いますが、ネオンテトラに対しては比較的無関心だからです。
それぞれの理由について、わかりやすく解説していきますね。
ベタは同種以外には比較的無関心
ベタは同種同士だと激しくケンカしますが、同種以外には比較的無関心です。
自分の近くを泳いでいても、あまり威嚇することはありません。
ネオンテトラがベタの近くを泳いでいても、敵とみなすことは少ないでしょう。

闘魚と呼ばれる気性の荒さは同種間のみ!
ネオンテトラは温和な性格
一方のネオンテトラも、温和な性格をしています。
ネオンテトラ同士はもちろん、他の熱帯魚とケンカをすることも滅多にありません。
ネオンテトラがベタを攻撃する危険性は、とても低いでしょう。



ネオンテトラはいろんな熱帯魚と混泳可能だよ!
ネオンテトラは泳ぎが素早い
ネオンテトラは流線型のボディで、とても泳ぎが素早いです。
そのため、もしベタがケンカをふっかけた場合でも、あっという間に逃げる能力を持っています。
そのため、ネオンテトラがベタに捕まってしまうことも考えにくいです。



ネオンテトラは泳ぎが得意だよ!
ベタとネオンテトラの混泳のコツ7選


ベタはタイの熱帯魚で、ネオンテトラはアマゾン川に住む熱帯魚なので、飼育方法にも差があります。
ベタとネオンテトラを同じ水槽で飼育する場合は、いくつかのコツがあるので注意してください。
それぞれのコツについて、わかりやすく解説しますね。
十分な広さの水槽で飼育する
ベタとネオンテトラを混泳させる場合は、十分な広さの水槽で飼育してください。
どちらを後から加える場合でも、単純に飼育する匹数が増えるからです。
小型水槽にベタもネオンテトラも詰め込むなんていう飼い方はやめましょう。



30cmくらいの大きさは欲しい!
フィルターを使用する
ベタとネオンテトラを一緒に飼育する時は、フィルターを使用しましょう。
ベタにフィルターは不要ですが、ネオンテトラを飼育する場合はフィルターが必要です。
水流調節ダイヤルが付いている外掛けフィルターや、エアーポンプで動くフィルターは水流を弱くできるのでおすすめです。



ベタとネオンテトラの混泳で全換水管理は難しい!
砂利を敷く
ベタとネオンテトラを一緒に飼育する時は、砂利を敷きましょう。
フィルター使用と同時に砂利を敷くと、ろ過能力のサポートになってくれます。
「水草と魚にやさしい玉砂利」は、水質に影響を与えにくく、角も丸いので安心して使えますよ。



落ち着いた色合いの砂利だよ!
バクテリア剤を使用する
ベタとネオンテトラを一緒に飼育する時は、バクテリア剤を使用しましょう。
バクテリア剤を使うことで、フィルターや砂利に良い菌が繁殖しやすくなります。
バクテリア剤を選ぶ時は、大手メーカーの信頼性が高い商品がおすすめです。



信頼性の高い「サイクル」がおすすめだよ!
水温は26℃で管理する
ベタとネオンテトラを一緒に飼育する時は、水温は年間を通じて26℃で管理しましょう。
ベタもネオンテトラも熱帯魚なので、寒さに耐えられないからです。
一般的な熱帯魚用の温度固定式ヒーターを使えば、自動で26℃に温めてくれますよ。



スタンディ55は30cm水槽用のヒーター!
餌やりを工夫する
ベタとネオンテトラを一緒に飼育する時は、餌の与え方も工夫しましょう。
ベタの粒餌は大きすぎて、ネオンテトラは食べられないからです。
まずネオンテトラ用の餌を先に与えて、ネオンテトラが餌を食べている隙にベタ用の餌を与えるようにしましょう。



ネオンテトラの方が素早いから先に餌を与えよう!
隠れ家を用意する
ベタとネオンテトラを一緒に飼育する時は、隠れ家を用意しましょう。
万が一ベタがネオンテトラを攻撃した時に、ネオンテトラが逃げ込める場所を確保するためです。
育成が簡単な水草を入れておくと、水景も自然で鮮やかになりますよ。



マツモは浮かべておくだけでOK!
混泳が上手くいかない場合は隔離する
ベタとネオンテトラの混泳がどうしても上手くいかない場合は、隔離することも必要になります。
大抵は問題なく混泳できると思いますが、どうしても相性はあるからです。
ベタは小さな水槽でも飼育できるので、相性が悪い場合は、ベタを小型水槽に移してあげてください。