ベタは小さな水槽で飼育されることが多いですが、大きい水槽で飼育するメリットもあります。
そこで、ベタを大きい水槽で飼育するメリット・デメリットを徹底解説!
ベタを大きい水槽で飼育しようか迷っている人は、この記事を参考にしてくださいね。
ベタをゆったり飼いたい場合は大きめの水槽がおすすめ!
30cm程度の大きさがあれば、フィルターも使えて水質が安定しますよ。
ベタを大きい水槽で飼育するメリット

ベタを大きな水槽で飼育するメリットは多いです。
水量が多くなることで水が汚れにくくなり、水質や水温が変動しにくくなります。
それぞれのメリットについて、わかりやすく解説しますね。
水温が安定する
大きな水槽でベタを飼育すると、水温を安定させることができます。
水量が大きければ大きいほど、水温の変化がゆるやかになるからです。
水換えの時はヒーターの電源を抜きますが、その場合でも水温変化がゆるやかですよ。

ベタへの負担が少ない!
水質が安定する
大きな水槽でベタを飼育すると、水質を安定させることができます。
エサやフンなどが分解された汚れも、水量が多いと薄まってくれるからです。
ベタに限らず、熱帯魚は水槽が大きい方が、水質が安定して飼いやすいですよ。



ベタへの負担が少ない!
フィルター管理ができる
大きな水槽でベタを飼育すると、フィルターを使って管理することができます。
小さめのフィルターを使えば、水流もそれほど強くはなりません。
フィルターを使えば水換えも週に1回50%換水が基本になるので、ベタへの負担も減らすことができますよ。



一般的な熱帯魚の飼育方法!
ベタが泳ぎ回ることができる
大きな水槽でベタを飼育すると、ベタが泳ぎ回ることができます。
私も30cm水槽でベタを飼育したことがありますが、小型水槽にいる時と比べてよく泳いでいました。
小さな水槽でじっとしているのを見るよりも、大きな水槽で泳いでいる姿を見る方が楽しいですよね。



泳ぎ回るかは個体差もアリ!
ベタの環境を考慮するなら大型水槽がおすすめ
ベタにとって良い飼育環境を整えてあげたいなら、大きめの水槽がおすすめです。
大きな水槽でのびのびと飼育してあげた方が長生きしやすいという説もあります。
設置場所と予算が許すのであれば、大きな水槽での飼育もぜひ検討してあげてくださいね。
ベタを大きい水槽で飼育するデメリット


ベタを大きな水槽で飼育するメリットは多いですが、デメリットもあります。
大きな水槽は水温・水質は安定しますが、取り扱いは少し大変になります。
それぞれのデメリットについて、わかりやすく解説しますね。
置き場所が必要
大きな水槽でベタを飼育するには、置き場所が必要になります。
例えば30cm水槽であれば、15cm水槽の2倍のスペースが必要です。
省スペースでベタを飼育したい人にとっては、少々厳しいです。



省スペースで飼いたい人も多い!
水槽が重くなる
大きな水槽でベタを飼育すると、水槽が重くなります。
例えば30cm水槽であれば、20kg程度の重量になってしまいます。
水槽が大きくなると、カラーボックスなどでは耐えられないことも多いです。



ちゃんとした水槽台を使おう!
少し寂しい水景になる
大きな水槽でベタを飼育すると、少し寂しい水景になってしまいます。
なぜなら、水槽を大きくしても、基本的にベタは1匹でしか飼えないからです。
群れで泳がせることはできないので、広すぎる水槽だと少し寂しい感じになるかもしれませんね。



広い水槽にポツンと1匹!
メンテナンスが大変
大きな水槽でベタを飼育すると、メンテナンスが少し大変になります。
水槽が重くなり、水の量も増えるからです。
水槽が大きいと全換水ではなくフィルター管理になるので、フィルターのメンテナンスも必要になります。



管理がちょっと大変!
コストがかかる
大きな水槽でベタを飼育すると、小さな水槽と比べてコストもかかってきます。
水槽自体や設備、消耗品の価格も上がるからです。
小さな水槽で飼育する方が、初期コストもランニングコストも安くなります。



ちょっとお金がかかる!
手軽さを取るなら小型水槽がおすすめ
ベタを手軽に飼いたいなら、小さめの水槽がおすすめです。
日々のメンテナンスも簡単で、お金もかかりません。
特に複数飼育したい場合は、必然的に小さな水槽での飼育になってきます。