- ベタを小さい水槽で飼育するのはかわいそう!
- ベタを大きい水槽で飼うメリット・デメリットは?
- 大きい水槽で飼育すると長生きするって本当?
ベタは小さな水槽で飼育されることが多いですが、大きい水槽で飼育するメリットもあります。
そこで、ベタを大きい水槽で飼育するメリット・デメリットを徹底解説!
ベタを大きい水槽で飼育しようか迷っている人は、この記事を参考にしてくださいね。
ベタをゆったり飼いたい場合は大きめの水槽がおすすめ!
30cm程度の大きさがあれば、フィルターも使えて水質が安定しますよ。
ベタを大きい水槽で飼育するメリット6選

ベタを大きな水槽で飼育するメリットは多いです。
水量が多くなることで水が汚れにくくなり、水質や水温が変動しにくくなります。
- 水温が安定する
- 水質が安定する
- フィルター管理ができる
- ベタが泳ぎ回ることができる
- 本格的な水草レイアウト水槽を作れる
- ベタが長生きする可能性がある
それぞれのメリットについて、わかりやすく解説しますね。
水温が安定する
大きな水槽でベタを飼育すると、水温を安定させることができます。
水量が大きければ大きいほど、水温の変化がゆるやかになるからです。
- 夏場の猛暑でも水温が上がりにくい
- 冬場にヒーターが停止しても水温が下がりにくい
- 水温変化がゆっくりなのでベタに負担をかけにくい
水換えの時はヒーターの電源を抜きますが、その場合でも水温変化がゆるやかですよ。

ベタへの負担が少ない!
水質が安定する
大きな水槽でベタを飼育すると、水質を安定させることができます。
エサやフンなどが分解された汚れも、水量が多いと薄まってくれるからです。
- 小型水槽よりアンモニア濃度が上がりにくい
- 小型水槽より亜硝酸塩濃度が上がりにくい
- 小型水槽より硝酸塩濃度が上がりにくい
ベタに限らず、熱帯魚は水槽が大きい方が、水質が安定して飼いやすいですよ。



ベタへの負担が少ない!
フィルター管理ができる
大きな水槽でベタを飼育すると、フィルターを使って管理することができます。
小さめのフィルターを使えば、水流もそれほど強くはなりません。
- フィルターで水質を浄化できる
- ヒーターの熱を水槽全体に届けられる
- 油膜を防止できる
フィルターを使えば水換えも週に1回50%換水が基本になるので、ベタへの負担も減らすことができますよ。



一般的な熱帯魚の飼育方法!
ベタが泳ぎ回ることができる
大きな水槽でベタを飼育すると、ベタが泳ぎ回ることができます。
私も30cm水槽でベタを飼育したことがありますが、小型水槽にいる時と比べてよく泳いでいました。
- 小型水槽だとじっとしていることが多い
- 大きな水槽だと泳ぎ回るようになる
- 運動量を確保できる
小さな水槽でじっとしているのを見るよりも、大きな水槽で泳いでいる姿を見る方が楽しいですよね。



泳ぎ回るかは個体差もアリ!
本格的な水草レイアウト水槽を作れる


大きな水槽でベタを飼育すると、本格的な水草レイアウト水槽を作ることもできます。
緑の水草水槽の中を悠々と泳ぐベタも素敵ですよね。
- 小型水槽だと水草を植えにくい
- 大きな水槽だと水草レイアウトができる
- ベタが水草レイアウトに映える
実際に、水草水槽でベタを飼育することで、ベタの調子が上がったと感じているアクアショップもありますよ。



ある程度の技術は必要!
ベタが長生きする可能性がある
大きな水槽でベタを飼育すると、ベタが長生きする可能性があります。
水質や水温変化が抑えられ、結果的にベタへのストレスが軽減されるからです。
- 水質の変化が抑えられる
- 水温の変化が抑えられる
- 50%換水で管理できるので水換えの負担が少ない
実際に、ベタ専門店の方も、大きめの水槽で飼育した方が長生きする可能性が高まるとおっしゃっています。



ベタのストレスが減る!
ベタの環境を考慮するなら大型水槽がおすすめ
ベタにとって良い飼育環境を整えてあげたいなら、大きめの水槽がおすすめです。
大きな水槽でのびのびと飼育してあげた方が長生きしやすいという説もあります。
- 水温の変動がゆるやかになる
- 水質の悪化や変動がゆるやかになる
- ベタの運動量が増える
設置場所と予算が許すのであれば、大きな水槽での飼育もぜひ検討してあげてくださいね。
ベタを大きい水槽で飼育するデメリット5選


ベタを大きな水槽で飼育するメリットは多いですが、デメリットもあります。
大きな水槽は水温・水質は安定しますが、取り扱いは少し大変になります。
- 置き場所が必要
- 水槽が重くなる
- 少し寂しい水景になる
- メンテナンスが大変
- コストがかかる
それぞれのデメリットについて、わかりやすく解説しますね。
置き場所が必要
大きな水槽でベタを飼育するには、置き場所が必要になります。
例えば30cm水槽であれば、15cm水槽の2倍のスペースが必要です。
- 室温の変化が急激でない場所
- 直射日光が当たらないところ
- 電源が取れるところ
省スペースでベタを飼育したい人にとっては、少々厳しいです。



省スペースで飼いたい人も多い!
水槽が重くなる
大きな水槽でベタを飼育すると、水槽が重くなります。
例えば30cm水槽であれば、20kg程度の重量になってしまいます。
- 15cm水槽であれば5kg以内
- 30cm水槽になると20kg程度
- 大きな水槽だと水槽台が必要
水槽が大きくなると、カラーボックスなどでは耐えられないことも多いです。



ちゃんとした水槽台を使おう!
少し寂しい水景になる
大きな水槽でベタを飼育すると、少し寂しい水景になってしまいます。
なぜなら、水槽を大きくしても、基本的にベタは1匹でしか飼えないからです。
- ベタは喧嘩するので単独飼育
- 水槽を広くしても1匹しか飼えない
- 広い水槽に1匹しか入れられない
群れで泳がせることはできないので、広すぎる水槽だと少し寂しい感じになるかもしれませんね。



広い水槽にポツンと1匹!
メンテナンスが大変
大きな水槽でベタを飼育すると、メンテナンスが少し大変になります。
水槽が重くなり、水の量も増えるからです。
- コケ取りする面積が増える
- 交換する水の量が増える
- 水槽を丸洗いできない
水槽が大きいと全換水ではなくフィルター管理になるので、フィルターのメンテナンスも必要になります。



管理がちょっと大変!
コストがかかる
大きな水槽でベタを飼育すると、小さな水槽と比べてコストもかかってきます。
水槽自体や設備、消耗品の価格も上がるからです。
- 水槽の価格が上がる
- 照明・フィルター・底砂の価格が上がる
- カルキ抜きなどの添加剤の使用量も増える
小さな水槽で飼育する方が、初期コストもランニングコストも安くなります。



水槽台のお金もかかるよ!
手軽さを取るなら小型水槽がおすすめ
ベタを手軽に飼いたいなら、小さめの水槽がおすすめです。
日々のメンテナンスも簡単で、お金もかかりません。
- 設置しやすい
- メンテナンスが簡単
- 初期コスト・ランニングコストが安い
特に複数飼育したい場合は、必然的に小さな水槽での飼育になってきます。
ベタ水槽の大きさのよくある質問


ベタの水槽の大きさのよくある質問についてまとめました。