実は、ベタは狭いところに好んで隠れる習性があります。
そこで、ベタが狭いところにはさまらないための注意点を徹底解説!
ベタが狭いところにはさまらないか心配な人は、この記事を参考にしてくださいね。
安全なベタの隠れ家を使いましょう!
狭いところを好むベタの習性を生かした、安全な人工水草です。
ベタがヒーターなどに挟まる対策4選

ベタはスキマが大好きなので、どんどんスキマに入っていってしまいます。
そのため、スキマにはさまって出られなくならないように気をつけてあげましょう。
それぞれの対策について、わかりやすく解説しますね。
ヒーターをキスゴムで壁面につけない

ヒーターのはさまり事故が気になる人は、ヒーターをキスゴムで水槽壁面につけないようにしましょう。
水槽内でぶら下げておくイメージです。
私自身はヒーターへのはさまり事故は経験していませんが、複数の体験談がネット上で報告されています。

念のため注意!
パネルヒーターを使う
「ヒーターを水槽内でぶら下げておくのは見た目が気になる!」という人は、パネルヒーターを使う方法もあります。
パネルヒーターであれば、水槽内に何も入らないのではさまる心配はゼロです。
見た目は良いのですが、水温の安定感は水中ヒーターの方が高いです。



寒すぎない部屋で使ってね!
フィルターのスキマに注意する
フィルターを使っている場合は、フィルターのスキマに注意してください。
水槽とフィルターのスキマにベタがはさまる恐れがあります。
スキマを塞いでしまうか、十分なスキマを空けるようにフィルター位置を調整しましょう。



思わぬスキマにはさまる恐れ!
安全な隠れ家を使う
ベタ用の隠れ家を用意する時は、安全な商品を選びましょう。
あまりに入り組んだ複雑なものは、ベタがはさまる可能性があります。
ベタ水槽に使う隠れ家は、ベタ専用のものやシンプルなものを選んであげましょう。



大きな通り道があるものがおすすめ!
ベタは狭いところを好む習性


ベタは野生化では水草の陰に隠れて生活しています。
そのため、水槽内でも狭いスキマに隠れがちです。
それぞれについて、わかりやすく解説していきますね。
ヒーターのスキマ
ベタはヒーターと水槽の底の間のスキマなど、ヒーター周辺を好む習性があります。
特に、ベタ水槽に何も入れず、隠れられる場所がヒーターぐらいしかない場合にその傾向が顕著です。
無理に狭いスキマに入ろうとするようなら、ヒーターをキスゴムで壁面に固定しないようにすれば安全ですよ。





水槽内にヒーターしかない場合はヒーターに隠れる!
アクセサリーのスキマ
ベタは人工水草やタコツボなどのアクセサリーのスキマを好む習性があります。
これらのアクセサリーを入れてあげると、喜んで隠れてくれるでしょう。
何もないと水槽の見た目も殺風景になるので、ベタ用のアクセサリーを入れてあげると良いですよ。







水換え時のお手入れの手間は少し増える!
水草のスキマ
ベタは水草のスキマを好む習性があります。
もともと、水草の陰に隠れて生活する習性があるからです。
マツモやドワーフフロッグビットは浮かべるだけでOKなので、ベタ水槽にも良く使われます。



水質浄化作用もあるよ!
少数飼育なら隠れ家を入れてあげるのがおすすめ
1~2匹の少数でベタ飼育を楽しんでいる人は、隠れ家を入れてあげるのがおすすめです。
隠れ家を入れてあげると、明らかにベタが好んで使用している姿を観察することができます。
ただ、水換え時の掃除の手間は少し増えるので、たくさんのベタをコレクションしている人は現実的に少し難しいかもしれません。
勘違いNG!ベタは狭い水槽が好きではない


ベタはスキマが好きではありますが、狭い水槽が好きなわけではありません。
狭すぎる水槽はベタにとって快適な環境ではないので、注意してください。
それぞれの理由について、わかりやすく解説しますね。
水質の悪化スピードが早い
狭すぎる水槽は、水質の悪化スピードが早くなってしまいます。
入る水の量が少ない分、魚が排出する有害な物質が濃くなるからです。
水量は多ければ多いほど、清潔な環境を保ちやすくなりますよ。



水量は正義!
泳ぐスペースがない
狭すぎる水槽は、ベタが泳ぐスペースがなくなってしまいます。
ベタはそれほど泳ぎ回る熱帯魚ではありませんが、それでもまったく泳がないわけではありません。
狭いところでじっとしていることが多いベタも、最低限の遊泳スペースは必要です。



時々は泳いでいるよ!
大きなヒレを広げられない
狭すぎる水槽は、ベタが大きなヒレを広げられなくなってしまいます。
ベタの大きなヒレは、定期的に広げてあげないと、綺麗に維持することができません。
ベタの大きなヒレを最大限に広げても、余裕がある水槽で飼育してあげましょう。



毎日フレアリングしてね!
3L程度の水量を確保することが重要
ベタを元気に飼育するためには、3L程度の水量を確保することが重要です。
もっと小さな水槽で飼育することも不可能ではありませんが、上級者向けの飼育になります。
15cm×15cm×高さ20cmの水槽がおすすめですよ。
ベタの挟まり事故のよくある質問


ベタの挟まり事故のよくある質問についてまとめました。